IWAMIZAWA COMPANY GUIDE

INTERVIEW

DATT JAPAN

より良い職場環境で企業と顧客の懸け橋に

システム開発とコールセンターの2本柱で事業を展開するダットジャパン。このうちコールセンター業務を専門に手がけるCSソリューション事業部岩見沢センターは、20代～50代と幅広い年齢層の約50人がオペレーターとして働いている。男女比はおよそ3対7。業務内容は、家電製品の操作方法や故障など技術的な問題に対応するテクニカルサポート、最適な窓口への案内、修理の受付の大きく3種類という。

応対力の向上には不断の研修が欠かせないが、同社は研修・評価・コーチングの繰り返しに加え、モニタリング評価システムを導入するなど手厚い。電話応対コンクールにも積極的に参加し、オペレーターのスキルアップに生かしている。

コールセンター業界は、一人ひとりのスキルがそのまま品質に直結するが、ある幹部職員は「その点、岩見沢は素直でクオリティの高い人が多かった。それが結果として、今の職場のいい雰囲気にもつながっています」と言う。

岩見沢センターは、新たな人材獲得を目指して、札幌に次ぐ2か所目のコールセンターとして2014年に開設。当初はオペレーター6人でスタートし、ほぼ右肩上がりで現在の陣容まで拡大した。札幌と比べると、そもそもコールセンター自体が少ないという土地柄から、オペレーターのほとんどは未経験からのスタート。このため、立ち上げ時はさすがに苦労したという。

当初から在籍するスタッフの一人は「みんな初めは上手に対応できなくて、陰で悔しくて泣きました」。だが、フォロー体制が整い、「『悔しい』が『辛い』になることはなかった」と振り返る。3人の子育てと仕事を両立するスタッフだが、「勤務体系も融通が利き、働きやすいです」とにっこり。

同社は現在、全社的な取り組みとして「社内環境向上委員会」を設置。働き方改革や女性の活躍推進など、多くの企業に共通のテーマを含めた諸課題に取り組んでいる。

職場環境のさらなる向上で、コールセンターは企業と顧客のより良い懸け橋になりそうだ。

ダットジャパン 株式会社