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INTERVIEW


HOKU RITSU

DATA

会社概要
資本金 _49,500千円
従業員数_61人(契約社員を含む)
事業内容_アスファルト舗装工事 土木等建設工事  農業基盤整備等 市道除雪・運搬排雪等の業務 前各号に附帯関連する一切の事業

〒068-0001
北海道岩見沢市1条東15丁目2番地
TEL 0126-22-3837
http://www.hokuritu.jp


設立50周年を迎えた道路インフラ整備の要

私たちの生活にとって欠かせない道路。その道路を安全・快適に走れるのは、当たり前過ぎて見過ごされがちだが、平らなアスファルトが表面を覆っているからだ。北立は、道路のアスファルト舗装をメインに手がける建設会社。いわば「道路インフラ整備の要」の存在といえる。
道路の断面は、一般に下から路体、路床、下層路盤、上層路盤、基層、表層という多層構造となっている。舗装会社は路床から表層までを施工。いずれも脆弱だったり不均一だったりすると、安全な走行に支障を来しかねないため、施工には高い技術と慎重さが求められる。

この点、北立は、1級舗装施工管理技術者など専門資格を持つ従業員が数多く在籍し、建設機械も多数保有する。特に、現場で力を発揮するのが「フィニッシャー」と呼ばれる機械。車体に付いたホッパーからアスファルト合材を施工箇所に流し込み、均しながら舗装する。運転手と敷き均し役が息を合わせて作業する様は、チームプレーそのものだ。宮谷征吾常務取締役は「品質は高いレベルで維持しつつ、工事が少しでも短期間で終わるよう迅速さも心がけています」と話す。
舗装は道路が主だが、民間の施設や事業所の玄関前舗装もこなす。さらに、一般土木工事や農業土木工事、市道の除排雪にも携わる。特に、自社が立地する空知管内は農業が基幹産業で、わが国の食糧生産基地・北海道にとっても重要な位置を占める。「農業基盤整備に一層力を入れることで、地域の発展と社会生活発展に寄与したい」と及川洋社長は語る。


そんな北立も2022年で設立50周年の節目を迎えた。これを記念して7月には、地域貢献の一環として岩見沢南小学校で駐車場の舗装工事を実施。約760㎡を路盤整正した上で、フィニッシャーで舗装し、ラインを引いて丁寧に仕上げた。広く社会生活環境に関わる会社として、4月には「SDGs(国連の持続可能な開発目標)宣言」」も行った。
道路にアスファルトを敷くように、設立から50年で足元をしっかりと固めた北立。その北の大地にすくっと立って、100年企業を目指す。

株式会社 北立


人材育成に関して

DX化と自由な発想で生産性向上へ

北立には20人近くいる1級土木施工管理技士をはじめ、1級舗装施工管理技術者や1級建設機械施工技士など、資格を持つ技術者が多数在籍。資格取得に必要な費用は全額、会社で負担して後押ししている。また、人材配置も工夫し、年齢差を縮めて互いに教え合える環境づくりにも取り組んでいる。

建設業にも「DX」と呼ばれるデジタル変革の波が押し寄せており、「わが社でも現在、力を入れている」と宮谷常務。DX化を進めつつ、「自由な発想で常に生産性を高める方法を個々で模索する」を方針に、今後も人材育成に取り組むという。