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INTERVIEW


MARUDAI SYOKUHIN

DATA

会社概要
資本金 _67億1,625万2,022円
従業員数_北海道工場131人(8月16日現在)
事業内容_ハム・ソーセージ・調理加工食品

〒068-0111
北海道岩見沢市栗沢町由良2-3
TEL 0126-45-3033
http://www.marudai.jp


全国区の知名度も、基本を重視

言わずと知れた、全国区の知名度がある総合食品メーカー。全国に13ある工場の中でも、「北海道ブランド」を前面に打ち出し、ウインナーやドライソーセージ、生ハムなどを製造しているのが、岩見沢市栗沢町にある北海道工場だ。
北海道産原料肉を使ったモモハムと生ハムや、北海道産行者ニンニクを使ったウインナー、北海道産ジャガイモを使ったジャガバターソー、北海道産タマネギを使ったオニオンフランク、オホーツクの塩を使った骨付きフランク…と豊富なラインナップがある。

味に自信あり。特に「燻製屋熟成あらびきポークウインナー」は、20年以上にわたって愛されるロングセラー商品だ。ドイツアルプス産岩塩を使い、3日間以上じっくり熟成させることで、お肉のうまみを最大限に引き出している。他社にも同種の商品はあるが、「自社のウインナーが一番おいしい」と作り手の社員らは自負する。

食品衛生管理の手続きを定めた国際基準「FSSC22000」も取得しており、安全・安心な製品を提供。ガスを充填してパックすることで真空包装パックの剥がしにくさを解消した商品も取り揃えるなど、扱いやすさにも配慮している。

有名企業だが基本を重視。131人が働く北海道工場では「整理整頓」をテーマに掲げ、製造ラインとは関係のない場所まで徹底的に実践する。徐々に周りに波及し、事務所まですっかりきれいに。元々、工場の周りには花が植えられ、環境を美化しようという風土が北海道工場にはあった。整理整頓の愚直な実践で社内がさらにきれいになり、業務改善につながっているという。

一方で、他社との競合が激しいのも事実。「ブランドにはこだわらない」という消費者も多く、課題は自社製品の優位性やこだわりといったより深い情報を、いかに伝えるかだという。北海道工場に関しては「どこにあるか分からない」という声もある。このため、町内会や小学校を工場見学に招くことも検討している。知名度の高さに甘えず、足元から地道に理解を得たい考えだ。

丸大食品 株式会社


人材育成に関して

パート職員も能力次第で契約社員に

個人の能力を上げるため、階層ごとに研修やセミナーなどを実施。外部機関が提供する通信教育の受講も、会社で費用を出して奨励している。社員だけでなく、スキルと意欲のあるパート職員にもステップアップの道を用意。契約社員としての採用試験も行っている。

女性の活躍推進にも積極的だ。本社では女性部長が誕生し、北海道工場でも女性主任は珍しくなくなった。本人に適性や能力さえあれば、性別は関係ないという北海道工場では近年高卒者を1~2人ずつ採用している。もちろん地元の高校から。雇用の面でも地域に貢献したい考えだ。