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INTERVIEW


MEDIA FUSION

DATA

会社概要
資本金 _4,000万円
従業員数_17人
事業内容_大学関連システム・office-XML 関連ツール・EsTerra データストレージ・データの分析と可視化

〒079-0034
北海道岩見沢市有明町南1-20
岩見沢市コミュニティプラザB1
TEL 大阪本社06-6341-8250
  東京オフィス03-6657-7181
http://www.mediafusion.co.jp


大学経営を支える「IR」支援にさらに力を

大学にとって大きな資産とも言える教員の業績。だが、何十人、何百人、時には千人規模にもなる教員の業績をまとめるのは、膨大な時間と労力を要する。これを立ち所に解決してしまったのが、岩見沢にもオフィスのあるメディアフュージョンという会社だ。

主力パッケージシステムの「MF教員業績管理システム」は、大学で管理する教員のデータをExcelで設定すると、入力画面や外部公開画面が自動的に立ち上がる斬新なもの。しかも面倒なカスタマイズは必要なく、汎用性が高いとして人気を集める。「全国の大学のうち、国公立大や有名私大など60の大学に当社のシステムが導入されています」と、榊原淳社長は胸を張る。

さらに、AI(人工知能)技術を駆使することで、インターネット上に散逸した教員の論文データを自動収集、可視化や分析までサポートしている。こうしたインターネット上から特定の情報を自動収集する「クローリング技術」と、「ビッグデータの可視化技術」は同社の得意とするところで、大学関係だけでなく民間への展開も目指している。

同社が開発・販売しているパッケージシステムのベースにあるのが、ファイルの書き方を示したルールのひとつである「XML」だ。同社は、国内で初めてこのXMLによるデータベースの開発に成功した会社として知られ、米国でも特許を取得。XMLにかけては図抜けた存在だ。

同社の主要な取引先である大学では現在、認証評価や法人評価、研究業績管理、研究プロモーションが必須となっている。そのうえ、大学経営を支える教育・研究・各種経営活動を定量的に調査・分析し、経営改善などに役立てる「IR」の充実・強化が重要課題となっている。同社は、これら各種評価分析業務についての深い経験と知識を持っており、今後、活躍する場面が増えそうだ。

榊原社長は「単に分析するデータの収集・管理システムを開発するだけでなく、幅広くIR業務を支援するため、IRの最先端国である米国の学会への参加や、大学の世界ランキング会社との連携などに積極的に取り組んでいる。今後はIR支援にさらに力を入れていきたい」と話している。

株式会社 メディアフュージョン


人材育成に関して

カスタマーサポートでIT経験者募集
岩見沢にある事業拠点の「北海道R&Dセンター」は、同社パッケージシステムのカスタマーサポートセンターとして2017年に開設。大阪の本社とはインターネットで常時連携し、一体で運営している。岩見沢でもIT経験者を募集しており、「基本はシステムの保守・点検ですが、経験を積めばシステム開発にも携わってもらいます」と榊原社長。

会社全体の社員数は15 人で、エンジニアは30~40代が中心、20代のベトナム人エンジニアが岩見沢の2人を含め5人おり、18年中には全部で7人に増える予定。岩見沢市の支援を得て日本語教育を行っている。