『IWAMIZAWA COMPANY GUIDE』は、岩見沢地元企業の魅力を発信するサイトです。 求人や企業PRにお役立てください。
掲載企業募集中!
会社概要
資本金 _100億円
従業員数_2,125人(平成30年7月20日付)
事業内容_段ボールシート・ケースの製造販売
〒068-0015
北海道岩見沢市東町248
TEL 0126-23-2665
http://oji-container.co.jp
あまりにも身近なため普段は意識しないが、なくなると実は大変に困るというものが、世の中にはある。「段ボール」もそのひとつだろう。大切なものを送り先まで安全に届けるための段ボールを作っている会社が、全国に27工場を展開する王子コンテナーだ。
板紙を多層構造にした段ボールは、一見単純だが、規格品はない。運ぶものによって、その形状やデザインは千差万別。中には、鮮度を保つため防湿性を高めていたり、水に濡れても強度がほとんど変わらない「機能性段ボール」や、ビールケースのように鮮明な多色印刷を施した「美粧段ボール」と呼ばれる製品もある。
段ボール製造は受注産業。製品の一つひとつが顧客の要望を受けて作られる。このため顧客のニーズに合ったものを作るのが、同社の最大の使命だ。岩見沢に所在する、従業員約90人を擁する札幌工場も同様である。
同社の属する「王子グループ」は、言わずと知れた国内の最大手製紙会社グループ。140年の歴史が支える確かな技術が強みだ。このうち同社は最も消費者に近い「川下」に位置する。グループ企業から紙の供給を受け、最新の設備を使って加工。紙は再生可能なリサイクル品のため、環境に優しい会社でもある。
中でも札幌工場は、社内の全工場が参加して品質管理活動の優秀さを競う大会で、2017年度までの過去3年に2度も優勝するなど存在感を示す。1971年の操業開始から間もなく半世紀。取引先は地場を中心に200社超に上り、会社の一翼を担う工場として確かな地歩を築いた。
木箱から段ボールに置き換わって久しいが、今後、段ボールから何かに置き換わる可能性はあるか。そう問われて、「ある」と答えられる人は多くないだろう。段ボールは、それだけ私たちの生活に定着している。今の世の中にとって必要不可欠な段ボールを生産している同社の社員には、等しく強い自負がある。
世の中になくてはならない段ボールを作る、なくてはならない会社だ。
王子コンテナー株式会社
充実の研修システムで社員を育成
巨大な企業グループに属する、従業員数2100人余りの会社だけあって、階層別、レベル別に研修システムが整備されている。王子グループ全社で蓄積した過去の膨大な事例をベースにした安全教育もグループ全社で水平展開され、効果を上げている。
求める人材像は、それぞれの職場で、それぞれ求められる特性があるため一概には言えないが、基本的な資質として「素直さ」を重視しているという。現場で先輩や上司の話をしっかりと聞いて理解し、的確に動けるかが問われる。社内ではコミュニケーションを大切にしており、風通しのいい職場づくりに努めている。65歳定年制を敷き、正規で定年まで勤められるのも特色。安心して長く働ける会社だ。