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INTERVIEW


SATO SYOKUHIN

DATA

会社概要
資本金 _5億4,377万円
従業員数_478人(正社員として)
事業内容_包装餅・包装米飯製造販売

〒068-0854
北海道岩見沢市大和4条5丁目
TEL 0126-23-4387
http://www.satosyokuhin.co.jp


「おいしさの追求」をモットーにご飯とおもちを提供

「玄関開けたらサトウのごはん」を連呼するテレビCMでおなじみのサトウ食品。一度耳についたら離れないキャッチフレーズと同様、一度食べたらやめられない、おいしいごはんとおもちを製造している。それもそのはず、名実ともに業界をリードする同社が創業から一貫してこだわるのは、「おいしさの追求」だからだ。岩見沢市大和町にある北海道工場の佐藤守工場長は「他社とは製法が全く違います」と力を込める。

主力のごはんは、国内産ブランド米を厚釜に入れ、ガス直火炊きでムラなく炊いて、じっくり蒸らす。「はじめチョロチョロなかパッパ」の伝統的なお米の炊き方を、工場で忠実に再現しているのが特色だ。これを独自の無菌化製法でおいしさそのままにパックに封じ込め、10か月間炊き立ての味を提供している。容器の中にお米と水を入れて蒸気で蒸し上げる他社製法とは一線を画す。

もっとも、当初は見向きもされなかったという。転機は1995年の阪神淡路大震災。非常食として商品を提供したが、電子レンジの使えない被災地では役に立たず、倉庫の奥に大量に積み残った。ところが、震災が落ち着くと、兵庫県の1軒のスーパーから人気に火が付いた。

一方、ごはんと並ぶ看板商品のおもちは、甘くて粘りのある国内産もち米を独自の「きねつき」製法でつきあげるのがセールスポイント。無菌化包装でおもちの大敵であるカビをシャットアウトし、同社独自の酸素を吸収する透明な「ながモチフィルム」で包装して24か月間、つきたての味を提供している。

現在は本社のある新潟に2工場、北海道と九州に各1工場の計4工場体制で全国をカバーし、支店・営業所を含め各地に張り巡らせたネットワークで、自慢の商品を迅速・確実に消費者に届けている。それでも需要に供給が追いつかず、2019年春には新潟にごはんの新工場を開設する予定という。「核家族化や単身世帯の増加、高齢化社会の進展でニーズは伸び続けています」と佐藤工場長。社会の変化に合わせ、変わらずにおいしさを追求し続ける。

サトウ食品株式会社


人材育成に関して

少数精鋭主義で一人ひとりに活躍の場
少数精鋭主義で、社員一人ひとりの能力が十分に発揮できる社内体制と社員の育成に心を砕く。職場内の小グループで品質管理活動を行うQC活動にも取り組んでおり、年に1回、発表会も行っている。

北海道工場には、正社員と契約社員がほぼ半数ずつの計160人が所属。ごはんラインは3交代勤務だが、工場内は完全オートメーション化されており、機械の管理と製品の点検が仕事内容のメーンとなっている。賃金水準は、岩見沢地域ではトップクラス。佐藤工場長は「近年は新規高卒者の採用にも力を入れています」と話す。