岩見沢市 企業紹介

IWAMIZAWA COMPANY GUIDE

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INTERVIEW


SEKISUI KAGAKU

DATA

会社概要
資本金 _2億円
従業員数_131人
事業内容_配管材・建材の製造・販売・寒冷地対応の技術開発・土木・建築工事(新設・更生・更新)・老朽管調査
〒079-8668
北海道岩見沢市東町234
TEL 0126-22-0801
http://sekisui-hokkaido.jp

(代表取締役社長 三浦 浩樹)


北海道のくらしに貢献し、寒冷地技術で世界へ

水道やガス、電気など生活インフラに使うプラスチック管を製造する積水化学北海道。言わずと知れた東証1部上場の大手樹脂加工メーカー、積水化学工業(本社・大阪)のグループ会社として、北の大地で輝きを放つ。「『北海道のくらしと環境に貢献する』。これが私たちのミッションです」。三浦浩樹社長は明快に語る。

約8万㎡の広大な敷地に、概ね製品分野ごとに工場が林立。各工場では、水道・下水道管、ガス管、電力ケーブルの保護管のほか、住宅の窓枠材や、本道の1次産業に資する農業用管材、水産資材なども製造する。製造と販売が一体となった「製販一体」も強みで、顧客ニーズをダイレクトに反映することによって、現場に最適な製品をスピーディーに生み出している。

同社製品の主要な供給分野である生活インフラは、高度成長期以降に整備され、現在、一斉に更新期を迎えている。そこで威力を発揮しているのが、同社独自の更生技術。たとえば下水道の場合は、ドラムに巻き付けた管材をマンホールから投入し、既設の老朽管に巻き付けることで新管同様に更生する。「長寿命化や耐震化などで求められる役割をしっかり果たしたい」同社は1963年に設立。その地を岩見沢に選んだのは、当時の川村芳次市長の熱心な誘致活動があったとされ、東町工業団地の進出企業第1号となった。道内に生産拠点がある同業者はほかにないが、この選択が同社の最大の特色である「寒冷地技術」を花開かせた。

たとえばスライド防護管と呼ばれる製品は、凍上などによる地表面の変化に合わせて蓋の高さを変えることができる優れもの。通信用設備を収容する情報ボックスに設置することで外気温変化による破損を防ぐ補修管や、無落雪屋根の雨水排水管の凍結を防止するドレンヒーターなども。北海道の厳しい寒さによって磨かれた寒冷地技術が、全国版の製品に結びついた例も数多い。

「世界を見渡せば、先進国のほとんどの首都は、東京より緯度の高い場所にある。北海道発の寒冷地技術は、世界への足掛かりになり得ます」と三浦社長。北の大地から、遠く世界を見つめる。

積水化学北海道株式会社


人材育成に関して

「他人の幸せを自分の喜びと感じられる」が必要な資質
新入社員は、グループ全体の1千人近い同期とともに京都と滋賀で2週間研修。その後も数年おきに研修があり、経験年数や職種に応じて必要な知識や技術を身につける。従業員数は131人で、社内の風通しは良い。2018年には若手中心の「職場環境改善委員会」を設けた。近年は新卒採用に熱心で、18年には新規高卒者3人を採用。来年以降も同水準で採用を続ける予定という。社員として必要な資質について三浦社長は、「存在感のある『いい会社』を目指す」との同社ビジョンを紹介したうえで、「他人の幸せを自分の喜びと感じられることが最も大切。そんな人たちが集まって『いい会社』を目指したい」と語る。