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IWAMIZAWA COMPANY GUIDE

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INTERVIEW


SHIMOTAKE KOUGYO

DATA

法人概要
従業員数_16名
事業内容_一般貨物自動車運送事業



〒068-0825
岩見沢市日の出町569-23
TEL 0126-24-6774
https://www.mapion.co.jp/phonebook/M21006/01210/20130250715/


良質な土と「社員の誇り」を載せて走るダンプカー


農業の土地改良に欠かせない「土」。その土をダンプカーで採取地から現場まで運ぶのが、下竹工業の仕事だ。運ばれた土は、建設工事によって田畑に生まれ変わる。作物に適した土壌に改良できれば、収量アップが期待される。

土は、自社で所有する岩見沢市栗沢町の山から産出したものを運搬。しかも、この土がすこぶる良い。自治体の担当者が視察に来て「こんな土は見たことがない」と驚いたほどだ。入念な事前調査で、農業に適した土か見極めた上で山を購入するのが理由。だが、その量には限りがあるため小売りはせず、あくまで運搬とセットで供給するという。
農業用の土だけでなく、電柱の運搬も主力事業。さらに、産廃の収集運搬や土木工事も手掛け、冬は除排雪にも取り組んでいる。ダンプカーは10台所有。このほか、電柱運搬用のユニック車2台、バックホウ5台、ブルドーザー1台、タイヤショベル2台を備える。事業区域は空知管内一円。

経験年数が30年近いベテランを中心とした少数精鋭で事業展開している。
その精鋭部隊を率いるトップは、この業界では珍しい女性社長の下竹真由美さん。1993年に会社を設立した創業者・下竹芳夫さんの娘で、2代目の母・洋子さん(現会長)からバトンタッチされ、3代目社長に就いた。
下竹社長が心掛けているのは、社員とのコミュニケーション。社内はもちろん現場にも頻繁に出向き、会話を通して意思疎通を図る。一方で、「現場に迷惑をかけないためにも、はっきり物を言うことを意識している」と下竹社長は語る。

事業に欠かせないダンプカーの装飾が派手なのも下竹工業の特色。装飾は、下竹社長が社員の意見を取り入れて決めるという。「カッコいいダンプは自社の宣伝になり、何より社員が喜んでくれている」と下竹社長。社員の誇りと良質な土を載せた下竹工業のダンプカーが、今日も空知を駆け巡る。

 


下竹工業 株式会社


人材育成に関して

緊密な意思疎通で風通しの良い職場に

社員は他社でダンプカーの運転などに従事した経験者が多く、定着率もいいという。経験年数30年近いベテランが中心だが、20代の若手も。先輩が後輩に対し、仕事に必要な知識やスキルを実践しながら教えている。

下竹真由美社長、洋子会長の両経営者は、従業員との緊密な意思疎通で、風通しの良い職場づくりに腐心。「健康診断の結果にも『こういう病気に気を付けて』と一言メッセージを添えます」と下竹社長は話す。一方で、忘新年会や歓迎会などは飲酒運転防止のため数年前に廃止した。その分、ボーナスなどで還元しているという。