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IWAMIZAWA COMPANY GUIDE

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INTERVIEW


SHOWA MATERIAL

DATA

会社概要
資本金 _4,000万円
従業員数_75人
事業内容_杭丸太・各種製材全般・ベニヤ類全般・各種型枠資材全般・建築住宅資材及び土木資材全般・パイルネット工法関連資材・伐根、伐開物(産業廃棄物・一般廃棄物)のリサイクル関連業務・バークブロワ工法・ゼロ ミッション適応したチップ緑化工法・建築全般・特に一般住宅、ログハウス、木造建築

〒069-0365
北海道岩見沢市上幌向町542-7
TEL 0126-26-3636
http://www.showamaterial.co.jp


杭丸太の道内シェアNo.1企業

山から切り出した太くて丈夫な原木の皮をはぎ、杭丸太として道内の建設現場に供給する昭和マテリアル。杭丸太のシェアは全道一。特に、長さ10mの長物と呼ばれる「杭丸太」を扱っているのは同社だけという。

杭丸太は、農業用水路などの基礎をはじめ、法面や段差の崩壊を抑える土留、さらには住宅用基礎の材料として利用される。軟弱地盤に適度な間隔をおいて杭丸太を打設し、地盤を安定させる「パイルネット工法」では、まさに主役となる資材だ。

記録的な豪雨で3人が犠牲となり、3万戸超の家屋が被害を受けた1981(昭和56)年8月の「56水害」では、コンクリート自体の重さで堤防が沈下した反省から木杭が見直され、国や関係機関と共同で杭丸太を活用した工法を研究開発した歴史がある。杭丸太は、かつて外材を使っていたが、現在は道産材100%。道内の木材を道内の建設現場で使う「地産地消」を進める。

比較的安定した需要のある杭丸太だが、「守り」には入らない。近年は、木材で家を支えるため環境に優しい地盤改良工法として知られる「環境パイル工法」の業界団体に加盟し、これまで手薄だった住宅市場に本格参入。地盤によってはコンクリート杭より木杭が適している場合も多く、徐々に実績がついてきたという。

木材リサイクルに取り組んでいるのも同社の特徴だ。工事現場から排出された木の根や枝などを収集し、「ウッドリサイクラー」と呼ばれる専用の施設で破砕処理。チップ状にしてボイラー燃料や肥料の原料などとして販売している。「環境に貢献している自負はあります」と同社では話す。

創業以来、一貫して木材を扱ってきた会社として森林保全にも目配りしつつ、さらなるステップアップを目指す。

昭和マテリアル株式会社


人材育成に関して

個性を重視し、ダイバーシティを目指す

近年は中途採用が基本だったが、今後は新卒採用にも力を入れる考え。多様な人材を積極的に活用する「ダイバーシティ」を目指し、得意分野の異なる人を集めて会社は面白くしようともくろむ。「短所はあって構いません。100点満点ではなく、個性を重視したい」と同社。

営業は年に1回、研修会を開催。社長が面談し、社員一人ひとりの話にじっくりと耳を傾ける。風通しの良さとコミュニケーションを大切にしているという。敷地内には温かみのある木材をふんだんに使ったログハウス風の休憩所を設置し、社員の労をねぎらう 。