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IWAMIZAWA COMPANY GUIDE

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INTERVIEW


TAKAHASHI KOUMUTEN

DATA

法人概要
従業員数_17名
事業内容_建築工事業・屋根工事業・板金工事業・塗装工事業・大工工事業・左官工事業・石工事業
内装仕上工事業・タイル、レンガ、ブロック工事業・ガラス工事業・防水工事業
熱絶縁工事業・建具工事業・土木工事業・鋼構造物工事業・とび、土木工事業
産業廃棄物処理運搬業・高圧洗浄温水剥離工法(50Mpa~)・ポリウレアスプレーコーティング



〒068-0004
北海道岩見沢市4条東11丁目4-2
TEL 0126-22-4313
https://www.takahashi-k.com/


話題の建築資材で業界をリード


対象物に吹き付けると、強度が劇的に高まると話題の建築資材「ポリウレア」。この資材を2019年に空知管内で初導入し、着実に実績を重ねているのが建築塗装の高橋工務店だ。「道内でも手掛けている会社は数える程度。テレビでも紹介されたんですよ」と、工藤豊社長は笑顔で話す。

ポリウレアは、2つの異なる液体を高温高圧吹付機という専用の機械の中で68~70度に温め、ホース先端のガンの中で衝突させて対象物に吹き付ける。屋上防水やコンクリート製の床、トラックの荷台など幅広い用途で利用が可能。従来のウレタン材と比べ強度や耐久性に優れ、防水性や耐摩耗性、速乾性といった点でも高い能力を発揮する。
元々は1980年代にプラスチック成形材として米国で開発された樹脂。その用途はズバリ、米軍の持つ装備の保護だ。「それだけ優れた資材だということ」と工藤社長。1990年代には各種用途に展開が進み、同社も「画期的な樹脂」と目を付けた。現在は建設工事、土木工事と並ぶ事業の柱に位置付けており、ポリウレアの導入は同社の70年近い歴史の中でも画期となったと言える。

同社は元々、1953年に三笠市で「高橋ブリキ店」として開業。石炭ストーブの製作や炭住の屋根工事などに携わった。63年には岩見沢市に移転。一般住宅や公共建築物の屋根や板金、塗装工事などを幅広く手掛ける、地元でも有力な建設会社へと成長した。
橋脚のすき間を塞ぐため、「無収縮モルタル」と呼ばれる建設資材を打設する珍しい工事も手掛け、全国的にも懸案となっている社会資本の長寿命化にも貢献。ポリウレアも長寿命化への寄与が期待される。
この間、何より大事にしてきたのは技術力。塗装の技能を競う全国大会でも活躍する優秀な技術者を育て、会社自体も日本塗装工業会認定の「優秀技能者育成事業所の証」を得た。工藤社長は「私たちは技術者集団」と胸を張る。ポリウレアという力強い味方を得て、業界をリードする気概で、さらなる高みを目指す。

 


高橋工務店


人材育成に関して

資格取得を全力で支援

従業員は管理職4人、事務2人のほか、板金部3人、塗装部6人、土木部2人の計17人。平均年齢は41歳と、高齢化が進む業界では比較的若いのが特徴だ。技術職の従業員は1級建築板金技能士や1級建築塗装技能士などさまざまな資格を持つ。

新入社員は職業訓練センターに入校し、給料をもらいながら2年間にわたって板金科・塗装科で訓練を受けられる。修了後は学科試験免除で2級技能士の実技試験資格を得られるのも魅力。
求める人材像について、工藤社長は「健康なのが一番。それから現場が好きという人」と話す。「1日でも早く技能士として一人前に育てるのが当社の育成方針。そのための支援は惜しみません」