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IWAMIZAWA COMPANY GUIDE

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INTERVIEW


TAMADA SANGYO

DATA

法人概要
資本金_4300万円
従業員数_76名(2022年2月1日現在)
事業内容_一般土木、治山工事、道路河川維持管理、除排雪請負、林業土木事業、造林緑化事業、伐木造材事業・立木販売、石炭採掘請負(露天堀)、水洗炭事業(ズリ炭)、石炭販売、玉宝土(腐植土)販売、混合土製造販売、肥料・土壌改良材販売、暖房用石炭販売



〒068-0024
北海道岩見沢市4条西15丁目3番地
TEL 0126-25-3333
http://www.tamadakk.co.jp/


地球の息吹を知る会社


地球の息吹を知っている――。そんなキャッチフレーズを掲げる玉田産業。土木、石炭、森づくり、土づくりと、まさに地球の息吹に身近に接しながら事業を展開する会社だ。
主力の土木は、道路や河川などの一般土木工事や維持管理業務を道などから受注。道路の除排雪にも携わるほか、地域の基幹産業でもある農業を支える農業土木工事も手掛ける。
石炭は、かつて炭鉱で栄えた美唄市内で展開する採炭事業がメイン。露天掘りで地表から石炭を採取し、主に地域の火力発電向けに供給している。環境負荷の大きい輸入炭とは異なり、地産地消のエネルギーを提供していることに強い自負を持つ。
森づくりも核となる事業で、離農する林家から森林を積極的に購入し、再造林と適切な保育管理に傾注。森づくりに関する優れた取り組みで、2022年には林野庁長官賞も受賞した。

さらに、土づくりでは、オリジナルの土壌改良剤「玉宝土」を生産。10万年前に地下に堆積された腐植土を採取し、粉砕粒状選別して培土のブレンド素材に仕上げ、ホームセンターなどに卸している。「どれも自然を相手にした仕事ばかり」と、玉田尚久社長は快活に語る。
玉田産業は1950年に、造林造材を生業として創業。その後、時代の変遷とともに、林道工事から森林土木、一般土木、農業土木、石炭採掘、道路維持・除排雪事業へと多角化を進めて現在に至る。

近年は、2019年に4代目トップに就任した玉田社長の下、時代の要請に応じた取り組みを精力的に推進。従業員らの健康に配慮した健康経営やSDGs(国連の持続可能な開発目標)などに取り組み、社会的な潮流も踏まえ脱炭素経営宣言も行った。専用のソフトを使ってCO2排出量を効果的に削減する一方、森林の若返りを図ることでCO2吸収量の増大を図る。「自然に関わる事業を展開してきた当社の責任でもある」と玉田社長。
地球と真摯に向き合い、地域に愛される企業を目指す。

 


玉田産業株式会社


人材育成に関して

目立つ若手と光る取り組み

人手不足や社員の高齢化が地方の中小企業にとって共通の悩みとなる中、玉田産業は若い社員が比較的多いのが特色。特に、森づくりを担う森林環境部は社員十数人の平均年齢が30代前半という。「ありがたいことに、社員の出身校の先生や当の社員が当社を就職先として勧めてくれている」と、玉田社長は笑顔で話す。

「オピニオンボックス」と呼ばれる意見箱を社内に設置し、社員の声に玉田社長が社内報で100%回答するとともに、職場改善につなげるユニークな取り組みも。30歳未満の若い社員とコミュニケーションを図る「U-30塾」も開講し、早期離職の防止にも力を入れている。